2019年09月17日
9月の非鉄金属スクラップ買取相場情報をお伝えいたします。
●銅スクラップ
相場の基準となる電気銅建値が、8月末日の64万円から現在までに3万円上昇し現時点で67万円ですが、スクラップ相場が比例しておらず値を上げていません。
●アルミ・ステンレススクラップ
アルミスクラップは3円から5円値を下げてスタートし、今月後半は横ばいの見込みです。
ステンレススクラップは強含み横ばいで推移しています。
未だ続く米中貿易摩擦ですが、この状態が長引くと判断した投資家が非鉄金属市場および為替市場に若干の投資をしたことから国際金属相場(LME)が値を上げ、合わせて若干のドル高になったことが銅相場に反映しています。
アルミスクラップは、国内の自動車生産の減産や中国からの安価なアルミ原料の輸入などが相場上昇の妨げになっていると考えられます。
ステンレススクラップは、ニッケル相場が上昇しているのに対し、ステンレス加工メーカーの生産が上がらないため相場も上昇しきれていない現状です。
今後も相場の動向を注意深く見守りお客様にお伝えして参ります。
現在の買取価格はお電話またはホームページのお問い合わせフォームより承っております。
(品物によっては現品を拝見させて頂いた後に買取価格をお知らせする場合がございます。)