2011年01月14日
年明け初の非鉄金属スクラップ買取相場は昨年12月から横ばいでスタートしました。
国際金属相場(LME)にはわずかな変動が見られるものの、国内の非鉄金属スクラップ売買単価への波及には至っていません。
国際金属相場の波及が国内まで届かない原因として、12月にお伝えした国内精錬メーカーの原料過剰在庫が大きく影響しています。
国内精錬メーカーに原料(スクラップ)が過剰にあるということは、当然ながらスクラップの需要は少なくデフレ傾向にあることから単価水準が低く取引され、そのことが国際金属相場の波及を妨げています。
昨年に引き続き、先行き不透明な状況が続いている非鉄金属スクラップ買取相場ですが、より一層の企業努力でお客様にご満足頂けるスクラップ買取を目指して参ります。
本年もご愛顧賜りますようお願い申し上げます。