2010年10月13日
10月前半非鉄金属スクラップ買取相場は、種類により相場の動向が様々で、依然として先の読めない状況が続いております。
アルミ・ステンレス屑に関しては、辛うじて先月より横ばいを保っておりますが、近々に相場が上向きになる可能性は現時点では少ないと思われます。
その理由として、国内のスクラップ発生が少なく、材料の確保を優先した精錬メーカーが買取価格を下げなかったため相場が横ばいで推移する結果になったことから、今後は前回の買取相場情報でもお伝えした通り、安価な海外原料の調達が一層加速し相場の上向きは現時点では見込めないと予想されます。
銅屑に関しては、世界的な銅原料不足により、相場を取り巻くマイナス要因以上に銅の希少価値が上がったため、5ヶ月ぶりに銅建値が70万円台の高値水準を示しております。
弊社では、需要と供給のバランスや為替相場など様々な状況により日々変化する非鉄金属相場の動向を随時把握し、可能な限り高値で買取させて頂くため企業努力を続けて参ります。
非鉄金属をご売却の際は、ぜひお問い合わせ下さい。