2010年07月15日
7月後半の非鉄金属スクラップ買取相場は、7月前半でお伝えしましたように、
国際金属相場は安定しつつあるものの、海外経済不況の影響から楽観視できない状態
であることに残念ながら変わりありません。
国際金属相場が僅かながらでも安定しつつあるのになぜ?
海外の経済不況の影響ってなに?
と首をかしげる方も多くいらっしゃると思います。
国際金属相場は$(ドル)で取引されています。
しかし、日本国内では円で取引しなければなりません。
国際金属相場($での取引)が安定しても、日本国内での相場(円での取引)は円相場が大きく影響してきます。
その、外貨と円との交換比率である円相場に影響を及ぼすのがアメリカを含む海外の経済情勢です。
海外の経済不況はその国の通貨(外貨)の価値を下げます。
$を含む外貨の価値が下がった結果、円の価値が上がり円で運用する投資家が増え円高になります。
つまり、円に比べ$の価値が下がるということです。
国際金属相場上1$の取引が、$の価値が上がる円安の時は国内で100円台の取引になり、$の価値が下がる円高の時は国内では70~80円台にまで落ち込みます。
そして円高である現在、国内の非鉄金属スクラップ買取相場には厳しい状態が続いております。
弊社は、厳しい状態の中にあっても高値買取を目指し企業努力を続けて参ります。
非鉄金属の売却をご検討の際はぜひお問い合せ下さい。
心よりお待ち申し上げております。